鬼ノ岩屋古墳(おにのいわやこふん)は、大分県別府市上人西町にある古墳で国の史跡に指定されています。
鬼ノ岩屋の名前の由来とは、安山岩の巨石を組み上げた大きな石室を持つことが特徴で「鬼でなければこれほどの石室をつくる力はない❗️」から生まれたとのこと。
2号墳は、玄室内部が全面が赤色に塗装され、黒色で多数の円文、蕨文等が描かれています。
別府で育った方なら、社会見学で行かれた方も多いので皆さんご存知かと思います。私も行きました!!
1号墳は、複室式の横穴式石室で、内部は全面が赤色に塗られ、前室には白色の鋸歯文が描かれている。また、近年、黄色や黒の三角文、蕨手文も確認されています。
鬼ノ岩屋古墳のある別府市上人西町は、かまど(竈)地獄と八幡竈門神社や竈門(かまど)氏墓地古墳群と近いエリアにあります。
かまど地獄と八幡竈門神社の鬼伝説・竈門(かまど)氏墓地古墳群、鬼でなければつくれない鬼ノ岩屋古墳など別府には、まだまだ興味深いお話がありそうです。